【特集】 オープンカーに乗る。オープンカーを何台も乗り継いでいるという、菊地武夫 - 75 年に「MEN'S BIGI」を設立、パリへ進出し日本人初のメンズショップをオープン。'84 年にワールドへ移籍、「TAKEO KIKUCHI」ブランドを発表。2005 年に 40CARATS&525 (「最高の贅沢を日常に」をコンセプトにオリジナル商品も扱うセレクトショップ、南青山)を設立。
英国が洋服のイメージに近い、「こだわるのが嫌いなことにこだわっているのかもしれない」、「日本の人は服装にかまわな過ぎ。その人の顔を消してるわけです。それはとても残念なこと」。
「BMW を好きな理由のひとつはブランドマーク。プロペラから来たという青と白のマークだけど、ベンツのスリーポインテッドスターと並んでもっとも完成されたデザイン。」 「ベンツは落ち着きすぎてちょっと合わない。BMW だとしっくりくる。エンジンがすごくいいし、小気味よく走る。軽快な気持ちよさとか。」
「オープンなら毎日風景が違って見える。好きな道は 246 号と駒沢通りの間にある野沢通り。山手通りから入って行くと坂道になってて両側が高台で、ちょっと古い橋がかかってる。まわりは住宅地。その景色がすごくいい。」
オープンカーの種類と呼び名(カブリオレやスパイダーなど)の解説、日本で購入できるオープンカーリスト(ルーフが完全に開くロードスター・カブリオレタイプのみで、国産車 6 車種、輸入車 23 車種)。ルーフがないオープンカーでは下まわりやドア部分などを補強しなければならないため、重量が重くなる。
シボレー コルベットコンバーチブル、フィアット ニューバルケッタ、サーブ 9-3 エアロカブリオレ、ポルシェ ボクスター / S、BMW Z4 ロードスター、あたりが Good。
日本の道を知り尽くしている須藤英一氏によるオープンカーにお勧めの道 10 本: 道道 106 号線 サロベツライン (北海道) - 天塩川の河口から稚内へ向かうサロベツライン・オロロンライン、日本最北の原野を走るシーサイドライン。九十九里有料道路 (千葉県) - 九十九里浜沿いを全長 17km、通称「波乗り道路」。
八幡平アスピーテライン (秋田県/岩手県) - 東北でもトップクラスの山岳ワインディングロード (県道23号), 岩手側は岩手山の眺めがよく秋田側は夕陽が美しい。なぎさドライブウェイ (石川県) - 全長 8km にも及ぶ千里浜の波打ち際を走る道、世界的にも珍しい硬質の砂浜は海水を含むため舗装道路のように固くなっていて普通の車でも十分走行可能。角島大橋 (山口県) - 山口県の北西に位置する豊北町角島に架かる橋、長さ 1,780m の美しさは日本中のどの橋にも負けない景観、高さが低いので青い海原の上を走っている気分。