Hack & Research
『ハッカー養成塾 ハッカーと研究者 ●千葉滋』、オープンソースマガジン 2006年 7月号。千葉先生、登場。とても示唆的。
『研究』とは「もの作り」ではなく『ものを作るための新しい方法を見出すこと』。もの作りだけではなく、将来似たようなソフトウェアを作る人が参考にするべき汎用的なアイデアや知見を発見すること。
ソースコードよりも文章の形にしたほうが理解しやすいので論文執筆が研究者に求められる。「どういうアイデアに基づいて設計されているか」、「どういうアイデアがどういう機能の強化に役立っているか」を明らかに。ソフトウェア研究としては、「こういうシステムを作る場合は一般的にどう設計すればよいか」を考えて論文を書く。研究の中にうまくハックする場所を見つけよう。